9月26日

アルプスの山から、あいつが帰って来た―――。

というわけで、久方振りにサムライパン役者陣全員集合!
振り返ってみると、これまで我々はナントやるせない日々を送ってきたことだろう。
敬老の日を含む3連休に、週のド真ん中の秋分の日と、稽古の時間はこれでもかとあるのに、
集まる役者陣の顔ぶれといったら、「これでも(稽古を)やるの〜?」ってな具合。
”○○のシーンの××が出てくる前まで”という立ち稽古がお決まりのスタイルになりつつあったのだ。
でもこんな暗黒の日々とも今日でおさらば。
やはり全員が揃い代役無しという環境は、空気からしてこれまでの稽古場のソレと全く違う!
キミ、1シーン通せることに感動したことってあるかい?

・・・・・。

「みなさーん、1stランスルー迄あと何日でつかあ〜?」

<今月のカルテ>
この度小道具係に就任致しました、おおさわと申します。
両立を不得意としております。
ここ最近の脳細胞の使用状況を報告致します。
  ・80%:小道具 
  ・20%:役者 
  ※平日は会社員であるハズです。
先生、どうしましょう?(大澤)

*Qui-Taの新婚旅行、稲葉谷の負傷(10/11の日誌参照)、他にもそれぞれの仕事や家庭の事情が重なって、人数の揃わない稽古が続く。年齢が上がるにつれて仕事での立場も上がり、既婚者も増えるので仕方のない部分もあるが、その分、限られた時間でいかに密度の濃い稽古を行うかのシビアさは増していくのだった。(江平@管理人)

9月19日

それまで散々やり放題していながらこの期に及んで
「プロ野球の球団を経営する企業とはかくあるべし」
なんぞとホザく輩をみるにつけ憤懣やるかたないきのうきょうでありますが、
役者もまた、求められる「かくあるべし」の多い人種のひとつらしいのです。
「いちどきに3つ以上のことができなければならない」
「普通に3ヶ国語以上話すことができなければならない」
「呼吸を3分以上とめていることができなければならない」
「立位体前屈30センチ以上できなければならない」
「一粒で300メートル以上はしることができなければならない」
もううんざりです。
とてもやってられません。
だのに。だのに何故。ひとは舞台に上がろうとするのでしょうか。そんなにしてまで。(TAIRA)

*「稽古日誌は速やかに提出しなければならない」も、その「かくあるべし」に加えてほしい。写真は左が江刺、右がTAIRA。(江平@管理人)

9月12日

 久々に七人の人間が出演するお芝居に出ます。
 稽古場に全員そろうのって大変なんですね。私が不参加のときもありますが、全員いると嬉しくなります。「稽古場狭いヨォー。」なんて言えるのは幸せなことなのです。
 仲が良いのか悪いのかわからないメンバーですが、団結して頑張りたいです。(小島)

*人間も7人いると、その中にいろいろな力関係や役割分担が出来て面白い。私はそうたびたび稽古場に顔を出せないので、その辺があまり覗けないのがちょっとつまらない。写真は左から江刺、Qui-Ta、TAIRA、大澤。(江平@管理人)

9月5日

前回公演に比べ出番が少ないせいか、何となく台詞が入り始めた今日このごろ。残る課題は筋トレ。本番までにどこまでマッチョになれるか!?

成田より。(Qui-Ta)

*スイスへの10日間の新婚旅行に旅立ったQui-Ta。ウエディングドレス入りのスーツケースを抱えての旅で、筋力も増強されることだろう。写真は左が小島、右がTAIRA。(江平@管理人)

8月29日

今回は「あたふた」名物の新人男優いじめの一日でした。
澤田君の演技は現状採点不可能ということなので、とりあえず点数がつけられるようになりましょうということを目標に稽古にはいりました。
稽古中は演出家から、澤田君の人間性を否定するかのようなダメだし連発で、まるでどこかの自己啓発セミナーかしらという雰囲気でした。
この苦行を糧として、早く点数がつけられるようになることを陰ながら願っております。(江刺)

*写真は左が澤田、右が江刺。写真の場面もそうだが、今回の澤田の演技の相手は主に江刺。必然的に上記のような長時間の「新人男優いじめ」に付き合わねばならず、苦労が多いのである。(江平@管理人)

8月22日

今日の稽古は僕には初めての場所だ。道に迷った。
稽古場に池野さんが登場。うわさに聞く池野さんとは、どのような方か?とても興味があった。
その池野さん中心でインプロをやった。立ち稽古以外の練習は久しぶりだったので、とても視野が広がり
刺激になった。演劇の世界とはなんて奥深く限りないのだろう!と感動&落胆してしまった。
そのインプロと同様の効果を、練習外の日常生活でどうにか得られないものか?考えてしまう。…うーん。(澤田)

*「インプロ」=「インプロヴィゼーション(即興)」の略語。その瞬間のできごとに即興で対応しながら作り上げられていくエンタテイメント。欧米で方法論が体系化されたもので、最近日本でも行われるようになった。ルールが明確化されたゲームが数百あり、従来使われている広い意味での「エチュード(=即興芝居)」とは一線を画すらしい。とはいえ「エチュード」と同じように単なる即興演劇の意味で使用されていることも多いようだ。(江平@管理人)

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