東京[またまた]あたふた 
第2回公演「竹の間
〜田沼様殺人事件〜

時は西暦1784(天明4)年、老中・田沼意次が権勢を振るっていた頃。
舞台は江戸城の「竹の間」
江戸城内にあるとはいえ、何の変哲もないどこにでもある小さな和室。そこにある日理由もわからぬまま集められた人々。
江戸城勤務のサラリーマン化した武士から、巷で吹き荒れる飢饉などはどこ吹く風の左団扇の商人、江戸っ子気質の庭師まで身分は様々。
彼らが集まったのは偶然か必然か。
彼らの間には面識もなく、
唯一の手掛かりは「田沼様に呼ばれたらしい」
ということだけ。
なかなか現れない「田沼様」。思わせぶりな態度の茶坊主。
人々は様々に憶測し、根拠の無い不安を募らせ、
平凡な小市民達がなぜか歴史的クーデターの立て役者となっていく。
時代設定はそのままに、背広を着て現代語を話す武士達が、
人間のそして人間社会の滑稽さ、
物哀しさを、皮肉を交えながらもコミカルに演じる。


1997年2月22日(土)
       23日(日)
     14:00,18:00

   千本桜ホール
     (学芸大学駅)
     
     前売1500円
     当日1800円

CAST
  佐野  池野智
  江戸川 MQ-01
  足立  太田尾暁子
  町田  TAIRA
  墨田  鈴木章夫
  葛飾  上稲荷吾郎
      (シアターフカイ)
  千代田 矢口裕子
  世田谷 若島信行
STAFF
  作   MQ-01
  演出  羽田野真男

  美術  江平朝子(欲深企画)
  照明  すずきこーた
          (Bo-tanz)
  音響pl. 羽田野真男
    op. 中嶋浩二郎
       須田博美
  舞台監督 若島信行
  制作  太田尾暁子

                    『竹の間』舞台写真集(123KB)チラシ・パンフ掲載の解説 

第1回公演(1996)『月光社員』第3回公演(1998)『猛々しき人々』第4回公演(1999)『赤い薬』
第5回公演(2000)『独白王子』第6回公演(2001)『ペコ』第7回公演(2002)『サーキットの鹿』
第8回公演(2003)『タライの中の水』第9回公演(2004)『サムライパン』

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